1972-05-18 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第22号
従来、市場行政は市がやるということから、府は直接は手を出さないという形でございましたけれども、府と市が十分協議して、大阪府内の各地域ごとに最も適切な形での中央卸売り市場をつくろうという動きに相なっておりまして、これが実現いたしますと、現在の本場並びに東部分場のほかにさらに二カ所ほどの本格的な市場ができることになると見ております。
従来、市場行政は市がやるということから、府は直接は手を出さないという形でございましたけれども、府と市が十分協議して、大阪府内の各地域ごとに最も適切な形での中央卸売り市場をつくろうという動きに相なっておりまして、これが実現いたしますと、現在の本場並びに東部分場のほかにさらに二カ所ほどの本格的な市場ができることになると見ております。
大阪におきましても、東部分場が完成いたしましたあと、直ちに北部市場の建設の問題を検討いたしております。またせりの近代化につきまして、特に機械ぜりの問題でございますが、いま申し上げました、大阪の東部分場等でかなり本格的な機械ぜりを実施しております。その後神戸その他の若干の市場でも、機械ぜりをいたしております。
本日御視察をいただきました市場では、これは過密都市の古い市場の例でございますので、固定式の機械せりというようなものを御視察いただくことができなかったわけでございますが、たとえば大阪の東部分場におきましては、ダンボールに入った規格化されたくだもの、このようなものにつきましては場内にそれぞれ山を分けて上場いたしておりますけれども、その中のサンプルを逐次部屋の中に持ってまいりまして、室内で押しボタンによって
御承知のように大阪の東部分場のようにわりあいに新しくできた市場等につきましては、そういった点を、場内で働く者にも部外から見に来る者にもきわめてわかりやすく施設しておるような例もございます。そこに機械せりの施設を助成して入れておりますことは、御承知のことと思います。
○堀川説明員 単複の問題はいろいろ論議がございまして、それぞれの長所あるいは欠点というものも十分承知をしておるつもりでございますが、しかし、現実に起きてまいる問題は、どこの市場でどういった形の数がよいかというような問題になってくる面も相当強いわけでございますから、したがいまして、東部分場の単数の問題については、その当時の考えがあったわけでございますが、まだ設立後日も浅く、必ずしもしっくりいっていないという
具体的に申し上げますると、大阪の東部分場です。中央の卸売市場は単数じゃありませんけれども、東部分場は、あなた方は単数でなければいけないということで強引におやりになったわけです。ところが、単数でやったために競争がない、公正な競争がないために、東部分場に行っておったお客さんがまた中央に帰ってきている。こういうことで、中央市場の場長は困っておるわけなんです。
それから市場をよくするということでございまして、これは先ほど大臣からございましたように、今回予算を取りまして、築地の市場を大きくして参るとか、あるいは大阪の東部分場を新たに設けるとかというようなことをやっております。
なお市当局は、中央市場の運営の完全を期するため、本場及び分場の整備を急いでおりますが、整備計画は、本場に八億八千万円、東部分場の新設に九億一千万円、南部分場に二億三千万円を予定して、昭和三十五年度中に完成させるべく、着々その準備を進めております。